価値観の共有について

「価値観の共有」って何だろう

良好な結婚生活のためには、夫婦が価値観を共有することが大切だと言われます。
しかし、夫婦と言えど別の人間なのですから、お互いの価値観に異なるところはもちろんあります。
二人の人間が完全に同じ価値観を持つことはできないのです。

 

婚活にあたって、あなたは価値観を100%共有できる相手を探そうとはしていませんか?
しかし、それは無理というものです。

 

あなたにとっての優先順位を再確認しましょう。
行動の指針とする、第一に大切なことは何か?ということです。
そこが共有できる相手ならば、他の部分の些細な違いは問題になりません。
婚活する際に最も重視すべき価値観とは、相手のことを一番に思いやれるか、これに尽きます。

 

性別も生まれ育った環境も違う二人ですから、お金や生活面などについての価値観は異なっていて当たり前。
肝心なのは、一番重要な価値観を共有できているかどうかです。

 

たとえば、婚活向けの料理教室を考えてみましょう。
こうした場では、おいしい料理ができればいいというものではなく、共同作業がうまくできるかが問われます。
料理をいっしょにすることで、相手のことをより良く知るための場なのです。
こういうときに、相手の気持ちを考えて動けるかどうかがわかります。
自分だけ料理をがんばってうまくできても、相手をおざなりにしていたのでは意味がありません。
二人で一つの作業をするチャンスなのに、自分をほったらかしにして作業自体に熱中するような相手であれば、婚活には黄信号といえるでしょう。

 

結婚生活の中で一番必要なのは、お互いのことを思いやれるという価値観の共有。しかし、その他の価値観のズレを許容できるかどうかも、同じくらい大切なのです。
婚活の相手に、そうしたズレを感じだすと、どうにも気になってしまうものです。

 

生活面や、お金の使い方、仕事に対する考え方などで、相手との価値観の違いが気になることもあるでしょう。
しかし、それらは違っていても当たり前。違いがあったからといって、大問題になるようなことではありません。
夫婦いずれかがきちんと考えていればよいことですし、交際期間や結婚生活を通じて次第に共有していけるものでもあります。
こうした最重要ではない価値観にまで完全に一致することを求めていたら、せっかくの出会いも育てることはできません。

 

二人が良い関係を育み、やがて良い夫婦となっていくためには、「常に相手の気持ちを一番に思いやる」という価値観さえ共有できていればいいのです。
その他の価値観は、ズレがあって当たり前。
肝心なのは、たった一つの最も大事な価値観を、二人が共有していることです。

 

結婚生活の醍醐味は、もともと異なる価値観を持っていた二人が、いっしょに生活する中で次第に価値観をすり合わせていき、やがて共有できる価値観を作り上げるようになることです。
婚活パーティーなどでの短い対面でも、そう思うことで、相手の価値観について考えやすくなるでしょう。
この人は自分の話ばかりしていないか?ちゃんと相手のことを思いやれているか?そうした面から相手を見てみましょう。